you can't always get what you want

京王線沿い　聖蹟桜ヶ丘スタジオQueenというスタジオ兼ライブスペースがありまして、以前その周辺に住んでおり、よくバンドでスタジオを利用させていただいたり、ライブスペースも数回利用させていただいたのですが、今日（日曜日）、ふと久々に尋ねてみると、「フラメンコ教室Queen」になってまして・・。当時店長だった大河原店長がいらっしゃらなかったので、そこにいたフラメンコ教室の主任らしき人に尋ねてみると、大河原さんは３年前にお亡くなりになったようで、非常に驚きましたし、ショックを受けました。

まだお若かったですし、当時Queenを設立したばかりの頃と丁度同時期に僕も利用する事となったので、一番初めに訪れた時に、大河原さんはまだペンキの塗り立てのような真新しい香りのするスタジオやライブスペースを張り切って見せてくれたり、色々とお話もしたり気さくで真面目で時には厳しい人で、また、多摩市のバンドコミュニティーを広めようと懸命な方でした。非常に落ち着くアットホームな、普通のスタジオと一味違う空間を創られていました。

しかしながら、設立からまだ10年も経っていません。

再会が果たせずに悲しいです。

最後は、僕がこの地域から離れる前にお伺いし、その時はリニューアル中でした。「じゃあ海野君またね」
と、明るい声で挨拶をかけてくださったのを覚えています。

変わっていないと思っているものも、知らないうちにどんどん変わってゆく。

いつもそこにあるなんてのは、当たり前とは限らない。

you can't always get what you want

rolling stonesのlet it bleedにある歌詞にはそんな思いも込められているのですね（当時の歌詞ですから対象が異なるのは当然ですが・・）
まさに今日はそんな曲が聴きたくなりました。

ご冥福をお祈りします。