No Expectations,No Anticipation

TheCarbon今年最後のライブで12bunchに出演してきました。

今回は演奏に火薬を使いました。というのもあり、ライブハウスに嫌われ、今後出入り禁止になるのを覚悟の上でした。

平日、忙しいながらもわざわざEpicureanさんが車を出して、鶴川の花火屋とドンキホーテまで一緒に行って、花火用品を買いにいき、ベースのスチュと当日に、近所の河原でバーベキューをやっているオジサン達の和やかな空気を全く壊すかのようにけたたましい爆発音を鳴らして実験しました。それでもオジサン達は全く気にせずワイワイやってました(笑)実際は「はちとり」という蜂駆除用の煙幕も使う予定でしたが、外で実験して、さすがにこれはやばすぎるという事で、無しになりました。

箱に到着すると非常に素晴らしいバンドばかりでした。実際ノイズパフォーマンスと共に音で破壊する事を表現したかったし、一度思いついたらやらないと絶対気が済まない自身の性格もあり、もう後へは引けませんでした。勿論散らからないように最善の配慮をしたのだけど、実際演奏となると火薬の事ばかり気になってしまい、ちょっと緊張してしまいました。爆発音は大成功で、演奏は良かったとか、泣きそうになったという方もいましたが、賛否両論だと思うし僕自身余り満足いきませんでした。

どんなに計画や予測を立てようが、その場でやってみないとわからない事もあるという事がわかりました。

そしてマネージャーの方からこっぴどく批評を受けるかと思ってましたが、彼と話しをしたスチュの話しによると真逆で格段に良くなってたから驚いたとまで言われました。企画を主催してくれとの話しまで持ち上がり、皆を驚かそうとした張本人の僕が実際は一番驚いてしまいました。（爆発の話しは全く出てこなかったようです…。）

企画はここでやるとかやらないとかを置いといて実際本当にやりたいと最近思ってる事です。
やるならば、音楽だけではなく、例えば、絵や食べ物といった多方面での「自己」を表現出来る場にしたいです。少しでも何かやってみたいという人達の存在をアピールする場、普段はばらばらに散りばめられているものが、一体となり、それこそ日々生きている人達の今まで培われてきた証を一つの芸術として開放しあう。そしてインディーズの底力を。

今回来て頂いた方々も音楽やってたり、絵を描いていたり、物書きをしていたり、どれも素晴らしいし大好きなんですよ、それを一つの場で見たいという願望もありますが、ここまで色々やっている方々がいるならば、何か出来るんではないかと思うんです。

一般の方々にも身近に表現を感じとってもらえる場にできたらいいなと思っています。
そしてそれは特別な事ではない…この類の話しは長くなりそうなので少し纏めときたいです…。

今回来て頂いた方々、タンバリンを叩いてくれたNektonの岡本君、木魚を叩いてくれたEpicureanさんに感謝、来年もよろしくお願いします！