おとな

気が付いたら、誕生日を迎えていた。こんなことはどうでもいいのだけれども、お祝いのメッセージを頂いたので、お礼に書こうと思いました。いつも文才ある励ましのお言葉ありがとうございます。

歳を取る事よりも、実年齢と見た目のギャップに差が出てきてしまい、非常に驚かれるのでそういう意味で少し気にするようになってしまった。10代の学生さえも平気でタメ語で、タメ語自体は構わないけど、その後実年齢聞いていきなりよそよそしくなるのがなんかなあ・・。こないだは高校の受験生に間違えられ、アメリカの友人宅に行った時は、母親さんから「13歳くらいの子ね」・・・。

老化はあるだろうが、それよりも退化してるような気もしないでもない。
お年寄りも高齢になると子供に戻るようなあの感覚。。え、認知症（汗）
そのまま赤ん坊に戻って子宮に帰ってなかったことになればいいんだけど。

精神年齢判断も9歳であり、大人がやらないことをやって喜ぶところが子供かもしれない、と思う。でもこれが自分であり、逆に大人になりたくないという拒絶も根底にあるのは確か。
これは開き直るしかないなと、最近思ってきた。最近は20になったばかりの職場の同僚の方が余程大人に見えてきた。

大人か　大人ってなんだろうね。小さいころから大人になりたいとか思ったこともなかったな。
40半ば過ぎてるのに14歳のつもりでいるていう先輩が居る。
平気でオールであそんでくれるし、スケボーも勧めると喜んで乗り倒（れ）す、フェスでも平気で単独で歩き回るし、奇想天外な行動が浮世絵離れしてぶっ飛んでる部分も多いが、別段他人に迷惑を掛けているわけではないし、こういうのを間近で見ていると無理に大人にならなくていいんだど思ったりもした。

安定

俺は年金は自分ではいらないと思っている。
払いたい奴だけ払えばいい。

老後の自分なんて想像できないし、生きてるかもわからないし。。。
言い方を変えると、歳を取って毎日なにもせず過ごす自分が想像できない。

完全に動けなくなるまで、なにかしらクリエイティブなことを続けたいと思っているので。

もし、生きてたとして、何も出来ずに寝てるだけの人生になったとしたら俺は安楽死を選ぶ。

安楽死は将来的には医療として広がるのは間違いないと思う。
スイスではもう既に合法化しているし、そこで敢えて人生を終わらせる人達も少なくない。

それは何もおかしいこととか、自殺行為だとか、ネガティブなことでもなんでもないと思う。
自分と向き合ってきた結果だと思うし、苦しんで死ぬのならせめて最期だけでも苦痛は味わいたくないという主旨はもの凄くわかる。

なので今からその資金を貯金したい。
しかし見事に厚生年金やら保険やらで会社からかなりの額を引かれており、微々たる額しか手元も残らないのが現状。。。

強制加入というのはおかしいとおもうのは俺だけなのだろうか。
そもそも労働者が加入を選ぶ権利があるべきだし、こういう考え方もあるのだということもわかって欲しい。
私将来スイスで安楽死するんで年金要らないです。
と言ったところでキ○ガイ扱いされるのは目に見えてるのだが。。。

安定は俺は捨てている。本当は安定したかった。
でも出来なかった。なら一生安定しなくても構わないし、そういう人間だということもわかった。

それに安定にすがると逆に生きていることがますますわからなくなってくる自分も居る。
不安定は確かに怖い。
毎日眠れずに居るときもある。
でもその「不安定」の本当の正体というのは、己自身のことではないだろうか、と。
ならそれを一生楽しむしかない。
駄目になったときは潔くしたい。
かつての我が祖先のように。これぞ武士道。