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バンドではTHE CARBON,G&Vo、全ての作曲作詞担当、絵画は抽象画を中心に創作、大人になりきれない子供が箱の中から人間や社会や世界を覗き、真の自由を得るための経路。
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シューベルト「魔王」
何故自分がこんなにもこの曲に惹かれたのか…。

初めは小学校に音楽の授業で聴かされた。

子供ながらに衝撃的だった。父と子、語り手、そして魔王。

病気の子にだけ聞こえてくる魔王の声。
そして父に助けを求めるが父には聞こえない魔王の声、子供の焦りと病気との葛藤。

皆怖がっていたが自分は違う意味で怖かった。

普通の恐怖ではなかった。一人で唄う曲に対し4役も居ることの恐怖であった。

中学時代、また聴かされた。また改めて衝撃を覚えた。ピアノの伴奏だけで、これだけ恐怖感を与える事が出来る事は凄いと感じた。

だが、当時はそれほど追求しようとは思わなかったのかもしれない。

一年前辺りからラジオでたまたまこの曲がまた流れ、また思い出し、今度は感動を覚えた。ピアノの伴奏と一人の歌い手だけなのに、こんなにも色々な感情が籠り、伴奏だけでも一回聴いただけで耳に残るシューベルトのフレーズは天才的だという事に感動した。
そして詩のストーリー性。曲構成と物語が少しのズレもなしに見事にハマッている。
そしてもう一つの理由として、この曲はクラシックで一番ロックミュージックに近い曲だと思っている。

衝撃、葛藤、耳に残るフレーズ、エモーショナルな声。
まさにロックミュージックではないだろうか。そう思い、長い間この音源があるCDを探し続けたのである。

悲しい曲なんだけれど、要は見方の違いかもしれない。ただ怖いと捉えるか、素晴らしいと捉えるか…。

別にサタン好きでもなんでもないんだけど、クラシックの中では一番印象的な曲ですね。

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プロフィール
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Kai
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職業:
クリエイティヴ
趣味:
音楽、絵画、読書、妄想、野鳥観察、自営喫茶めぐり
自己紹介:

本名:かい
2月19日生まれのうお座
血液型はA型

オルタナインディーバンド、THE CARBONのG&Vo担当(ちなみにフロントマンは、今のところ木魚)

現在の主な担当は、歌、ギター、作詞作曲、ジャケットアートワーク、ミックス、ギターノイズ、HP、そして木魚担当
木魚を叩きたい人、誰か一緒に出演してください。

影響:at the drive-in,Sparta,mansun,fugazi,the vines,my bloody valeentine,sonic youth,placebo等

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