夢のスリランカ

美味い、安い、サービスが良すぎ。
夢の店、噂の店、スリランカ料理を食いにいきました。

スパイスを18種以上使用しており、毎月、スリランカから直で買付けしているらしく、味にも食材にも拘りがあり、格別でした。

僕はカレーセットを頼んだのですが、サービスでビーフシチューを付けて頂き、なおかつ一緒に同行した友人は、無限の胃袋を持つ人間星のカービィ（以前蕎麦食い放題で蕎麦屋を一軒潰してしまった…）
なので、それを知ってか、オーナーは、出すわ出すわ！
サービスの品は同じくビーフシチュー、「まだ、足りないでしょう？よし、ライスを食べましょう！！」はじめはライス大盛りを出してたが、＋3杯に追加、なおかつ、鳥の唐揚げと、豚肉の定食までサービス！

前回は、マグロの刺身、ネギトロ丼と、トロロかけご飯（これもこだわって仕入れてる為に、味は一級品らしい）も付けてくれたとか…。

自分も唐揚げを少し味見したが、鳥の唐揚げが、普通ではない。通常のは、鶏肉のスジがあるのだが、全くなく、柔らかい。まるで内部にはチーズが入ってるようだった。
後になり、オーナーが、この鶏肉、普通のではないんですよ、と、5～6個位あった唐揚げ、実は鳥4羽分で、しかも鶏肉の付け根とササミ部分のみ使用してるらしい。

カービィさん、泣きそうな位喜んでおられました！

そして極めつけはスリランカの紅茶。ダージリンの他にマンゴーとピーチフレーバーがあり、ただの香料の香り付けではなく、本物の果実を数日日光に干したものを入れているようで、普通の紅茶とは格別に違う。紅茶といえば、英国。というイメージがあるが、実は殆どスリランカから輸入しており、硬水の為に水が美味しくないので王室が紅茶を飲むようになったらしい。
なので、スリランカは本場の紅茶が飲める訳ですね、紅茶好きにはたまらん！
出てきた時は、ティーバックにお湯のみの至ってシンプルなスタイルだったが、まず、香りがとても良い。香料とは違い、いやらしさがないので、自然に優しく香り、包まれる感じ。まさに床につく直前と、いまわの際に嗅いでみたい香り。

ティーバックにお湯をずっと入れておくと、渋味が際立ち、後味が悪いのだが、この紅茶は、ずっとお湯に浸しておいても、全く渋味がしなかった。

これだけ料理が美味いと、コーヒーも間違いなく美味いだろうと確信した（大抵コーヒーで店の質が分かる）ので、コーヒーも注文、見事に大当たり。

本当は比べちゃいけないのだが、ド〇ールとか、ベロー〇ェ、ス〇バとかも、ブラックだけだと飲めたものではなく、いつもはミルクで誤魔化してるのだが、そんなものも不必要だった…。本物は、ブラックも美味いんだな、と改めて思いました。どちらかというと、サラっとしていて、でも、芯がないわけではなく、香りも、控え目のわりには、いつまでも記憶に残るような、そんな感じ。 スリランカに行きたくなりました(笑)
そして、紅茶を購入。噂では、この紅茶を飲むと、すぐ眠れるらしい。香辛料も、漢方薬に近いので、良い食材だと新陳代謝が上がり、身体が活性化する。胃腸にも良い。
今回は、そういうのもあって、ここんとこ体調と精神が不安定だったので、勧められ、連れてって貰いました。
そういや、その日は自分で作ったなめこ汁で腹の具合悪くなったんだが、いつの間にか治った。食べ物って本当に大事ですね、僕は、毎日嫌々カップ麺とか不味いモン食ったりするのも貧乏くさくて嫌だし（そうなったら絶対人にいいたくない笑）、だからといって毎回美味いモンばかり食っているのはいやらしい感じがして好きではないのだけど、普段は、なるべく食材を自分で調理して、安いけど、工夫次第で美味くするのが好きです。めんどくさいけど。蕎が伸びきった時は、逆に思いっきりこねまくり、ペースト状にして挽き肉を混ぜてソバハンバーグにしたりもしました。意外と美味いんですよ。そして人と会って食事を共にする時はこうして思いっきり美味いモン食うと、話も弾みます。

その後に僕はレコーディング作業の続きやってたんですが、なんかリラックスし過ぎてしまい、全く持ってうまくいかなかった(笑)普段なら、鬱な人間が鬱な楽曲をやるのだから当たり前なくらい、ここで鬱の筈なんだが、今日は不思議と全くその感覚はない。それが食材の神秘なのかな？
心に余裕が出来るというか…。逆に、明日H.EATさんの企画ライブだから楽しみという気持ちが強い。僕ら好かれるバンドじゃないので、あんまり、こうして誘ってもらえる機会も少ないから、それもあり、余計に喜んでるのかな？

とりあえず、調子悪い時はスリランカ料理が良いね。

お店が気になる人は、メッセージで教えましょう。（サービス旺盛なので、万が一殺到すると潰れそうだから敢えてここでは書かなかった 笑）