すいとん

今自分は、貧乏暮らしなので外食しないのが当たり前になりました。

メニューはパスタか鮭をおかずに、後は、「すいとん」と言ったとこだろうか。

「すいとん」は小麦粉を水や卵などで練って、味噌汁などにいれたもの。

あとは「マーマイト」という、パンにつけて食うのがあるのだが、野菜エキスを凝縮させたもので栄養がある点はいいのですが、味とにおいに非常に「クセ」があり、日本人は苦手で食べれない人が多いと聞きますが、僕は運よく好物でしてそれをパンに塗って食べる。ざっとそのような生活ですが、最近は、博多のめんたいこが突如食いたくなり、困っている。でも、ないものはどうしようもないのです。

なので、先日、博多明太子を食べる夢を観ました。炊き立ての米にふっくらとした明太子がのり、味もリアルに美味しかった。

それにしても今の現状で、まさかのまさか、「すいとん」とは。食生活までもがモノクロ映画になりかけるとは！まさに今直面する事態は、戦時中のような有様でしょうか。

しかしこれは紛れもない事実。だからといって偽善ブルつもりはないが、被災地で食べ物がロクにない人達が居る中で、惨めな食事は食事で惨めだが、それよりも豪華な食卓を並べ立てる事の方が、気が引けるし、余程、酷な気がする。食べ物の恨みは恐ろしいのであるから。

よって、博多明太子は博多に行った時までにとっておくとします。＝完＝