熱海での風格

先日，社員旅行で熱海に行って来ました。このバイクで行ったら凄いんですが、これは同じ会社の人のバイクです。
モノすんごくめだってました。（彼は勿論これで熱海まで来た。）
帰りに少し、乗せてもらったけどジェットコースターみたいで超楽しい。夏は最高だろうなあ。歩いていたじいさんがこれを見た瞬間立ち止まって驚いていた。
ホテルに着いた頃からもう皆酔っ払って何がなんだか分からなかったよ。
しかも、酔っ払いおじさん、○○さんに絡まれて掃除のしかたやら愚痴やらなんやら・・・。でもかわいいもんだよ。大半がおじさんばかりだからおじさんばっかだけどみんな良い人だから少々の悪酔いも気にならない。
夜中までわいわい騒ぎました。
翌日、俺が美術館に行きたいという願望を見事にかなえて貰い、MOA美術館に行きました。入場料も出してもらい（感謝！）もう後悔の無い様にまじまじと拝見・・・。
そこは重要文化財６５点も含まれており、なかでも多くの日本の伝統文化を中心に東洋、西洋美術をも約3500程の展示で館内は本当に広々とした作りで中でも金箔で作られた黄金の茶室、能楽堂は魅せる芸能芸術、という感じだ。国宝でもある茶壷や工芸もめったにみられないものばかり。ベルナール・ブュフェの絵画もあった。ベルナールも前観に行ったけど何度見ても良い絵だ。動じない輪郭なのに色合いが繊細でね。
書跡に関しても最近良さが分かってきた。（中身がオヤジになったのか・・？）しかし最近あらゆる身近な所でも芸術は存在することが多々ある。感じることが大事ですね。昔、石を毎日必死で磨いていたことがあって・・・。なんでそんなことやったのか意味わかんないけど、磨いてるうちに石が日に日に削れた。でも少し輝いてきてきれいなエメラルド色になった。もしかして水晶だったのかな。それをテレビの上に飾ってたよ。

古びた看板でさえもアートになりえるんですよ。すくなくとも俺はそう思う。重宝文化財と同じで時間が経てば経つほど長年の汚れや自然の色落ちによって色合いに貫禄を増し、現代にはない風格になるからだ。

朝日さわやか

前の職場を辞め、最近新しい仕事を始めた。今年一杯までの短期だけど今年ももうすぐ終わるし来年から定職に就けばいいしあんまりうだうだしてられないからさっさと決めたんだけど、雰囲気は明るくて非常にやりやすそうな職場で良かった。研修も丁寧だし休憩もちょくちょく入れてくれる。前の職場は休憩なかったし明るいなんて無く、常にピリピリした雰囲気だったから神経がすり減り参ってたけど。
以前の職場の人から電話が来て、未だに8月に発覚したミスの事で部長が毎日のように雇用契約時間が過ぎてもミーティングをし、くどい説教みたいなのや反省文を書かせたり、今後ミスはしないという契約書に印鑑を求めたり、作業マニュアルを暗唱させている事を聞かせられて本当に辞めて良かったと痛感した。
今回は、仕事を途中で辞めたから無論生活や金銭面が苦しくなる事も承知の上だったが、自分の身体や精神面を考えればこれ以上続ける事に関しては、後々自分がどうなるかという保証が出来なかった。いくら生活や金の為とはいえ、自分の状態が悪いとどうしようもないし。
とりあえず自分の身体に新しいリズムが出来つつある。まだまだ慣れないのか寝ても疲れてる状態が続いてるけど、以前より大分マシになってきている。
夜寝て朝起きるという当たり前の事だけど俺は今まで何年間も逆の生活をしてきたからここでようやく周りと同じ生活が出来るかと思うと誰に対してのものでもなんでもないが何故か有難ささえ感じる。
朝日は昔と変わらずオレンジ色だった…。