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バンドではTHE CARBON,G&Vo、全ての作曲作詞担当、絵画は抽象画を中心に創作、大人になりきれない子供が箱の中から人間や社会や世界を覗き、真の自由を得るための経路。
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こんにちは、レビューの合間に、違うことも書いてみようとおもい、今キーボードを打っています。
昨日、NHKラジオで手塚治の娘さんが出ていました。
父手塚氏の描いた漫画を今の世代から忘れられないように、色々な企画や催しものの活動をなさっているそうです。
その中で特に印象に残ったのは、鉄腕アトムのアニメと原作ではストーリーが全く違う、という点です。
アニメではアトムは最先端的な技術を纏い、強い正義の味方ですが、原作で描かれているものはもっと人間的アトムだそうで、人間と同じく弱い部分もあり、悩んだり落ち込んだりする部分もあるそうです。
そして色々考える知恵を学び、悩み、失敗をしながら成長してゆくストーリーだそうです。

実際は彼は、生きるとはどういうことなのかという部分に一番触れたかったのだそうで、自然と人間は、一体どのようにして共存すべきか、そして人間は所詮人間であり、自然から与えられている存在なんだという事を一番論点としておきたかったのではないかという娘さんの手塚氏に対する思想が明らかになりました。

確かに自分もアトムの原作は読んだことはなかったのでとても興味深い内容でした。
アニメはたいてい子供向けに作られるため、原作と違い良い所だけを強調しがちな所が多いですが、手塚氏はそこに対して強いジレンマを感じていたようです。
彼の作品は殆どが、先ほど述べた「人間とは一体どういうものなのか、生きるとはどういったことなのか」を最終的にストーリーを通していく哲学論的な部分が多いですし、非常に学ぶ部分が多いです。
下手な哲学文章や思想学や何とかの教えとかの人生学なんかを読むよりずっと的をついており、説得力があります。
それはいわばグレーの世界といわれるシニカルな部分も入れることにより、より人間らしいリアリティーがあるのでしょう。
その真っ直ぐな、ありのままを伝えようとしているところがとても好きでした。

ちなみに高田馬場駅前に手塚氏のキャラクター壁画が壁に大きく描かれています。毎日観てから通るようにしています。

自分は特に初期作のロストワールド、ブラックジャックが好きでブラックジャックは全巻集めたくらいでした。

はまったのが中学の時で、昔の少年漫画が大好きで永井豪、ちばてつや、石の森や赤塚系のいわば手塚氏に影響を受けた漫画を読み漁っていました。
特に永井豪作品は殆ど持っていました。
周りはもちろん誰も読んでいませんでしたしマジンガーZやデビルマン、ハレンチ学園とか学校に持っていくと異様な目で見られました。(まあ確かに今考えるとあの絵は強烈ですね。。)

掃除のバイトしてたとき、そこのおっさんが言っていた。「人生に哲学を持て!」
仕事しない人だったけどな!

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遅くなりましたが続きを書こうと思います。
15日はワシントンに向かうべく、移動のため、penn stationという駅でtick tock diner というファミレスみたいなレストランでこれまたボリュームのある肉を食って、
マディソンスクエアガーデンをウロウロ、弾き語り青年と少し交流を交わした後、
バスに乗りました。


ここでまた驚いたのは、運転手のおっさんは高速道路を日本ではありえない速度でどんどん対向車を追い越してゆく。
クラクションも鳴らしまくり。荒い運転だが、多分仕事を早く終わらせたいのもあるのかな。こっちにとっては早く目的地に着けるからいいんだけど・・。
高速道路はとても見晴らしがよく、空がものすごい近くにあるような感じがした。
こんなに地球は広いんだなと感じた。


サービスエリア


乗ったバス


そうして昼過ぎくらいに目的地に着いた。実はヴァージニアに住んでいるジュリアンヌという友達と会うことになっており、
約束した駅で待つが、一向に来ない・・。かれこれ20分経ち、公衆電話で携帯に掛けても繋がらない・・。30分過ぎてあきらめようとしたところに、俺の名前を呼ぶ人が居て、無事に会えた。移動せずよかったーとおもった。それから彼女の車に乗せてもらい、アレクサンドリアに向かった。
また、驚いたことに彼女の運転もクラクションを鳴らしまくっていた。
日本では殆ど使わないというと、クラクションは鳴らすためにあるものでしょ、
と、確かにごもっともな事を言っていた。
途中でファーストフード店に行ったがそこの黒人が面白いことをいっていたそうでげらげら笑っていたから、聞いてみると、ジュースを飲もうとして「マジでのどかわいた」といっていたのが
面白かったらしい。
スーパーで菓子とか買った後
ホテルまで送ってくれた。

お礼にたけのこの里と、絵をあげた。少し一緒にテレビを観たあとに、翌日は仕事があるので帰っていき、夜に車で来てもらい、jammin javaというライヴハウスに一緒にいくことになった。
なんといってもここのホテルが一番良かった。
広くて安く、とても快適だったのでまた泊まりたいと思った。

次の日の朝、外から子猫みたいな鳴き声がしたので窓をのぞいてみると、リスだった。ここら辺はリスがとても多く、木にまとわりついたりしてなんとも微笑ましい光景。

ホワイトハウス周辺にいきたくて電車に乗ったが、NYと勝手がちょっと違っており、戸惑っていると通りすがりのおっさんに教えてもらった。いや~助かった・・。
それからホワイトハウス周辺に着き、そこらへんでいかにも地元の人たち御用達というかんじの中国人が経営しているぼろいレストランで(しかし味はうまかった)飯に食らいつき、マダムタッソーを観て、スパイミュージアム、国立美術館、等何件か美術館を回ったが、いくつか休館日だったところもあった。
一番すごかったのが、やはり国立美術館で、一日ではまともに見切れないくらいじゃないかと思うくらいの広さと広大なアートの数にとても驚いた。


それに海外の美術館の良い所は、写真撮影に関しても寛容であること。
それに常に身近なところに密着している感じがした。
とにかくこの日は美術館を沢山まわった。

一日に何件もまわる、そんなことはしたこともなかったのでさすがにハードだったが、無駄にはならなかっただろう・・・。
そしてホワイトハウスも。

リスもまたいた。

一通り観て、街をぶらぶらしていると、馬に乗った警官が居た。
タバコを吸っていると、黒人がライターを貸してくれということで、貸すと、彼は灰皿に捨ててあったいくつかのタバコの吸殻を全部拾いあげ、鼻歌を歌いながら火をつけ出して去っていった。
乱暴に走る車に罵声を上げるじいさんとかも数人居た。
町並みは伝統的な建物に溢れているが、雰囲気がちょっとやさぐれた感じがした。

夜はライヴで、友達の車でJammin Javaに向かった。at the drive-inを爆音でかけながら夜のドライヴを楽しんだ。少し道に迷ったようだが、無事着いた。

The Click Fiveのkyle patrickとJesse Rubenのコラボレーションライヴだった。
ちなみに俺らは全く知らなかった。
(照明が暗すぎて上手く撮れなかった)

アコースティックで演奏し、基本的にメロウでソフトなナンバーを披露していた。
なかなか良い歌を歌っていた。
お客さんとも雑談を折り交えながら楽しそうに演っていた。
また友達がゲラゲラ笑っていたので、また尋ねてみると、彼の靴が異様に大きいんだそうだ。それ以外にも終始ゲラゲラ笑っていた。
しかしよく笑う娘だな、俺も大笑いしたい!だれかネタを・・。
演奏が終わり、夜の11時位にホテルに着いた。
翌日も駅まで車で送ってくれるそうなので、
礼を言い彼女は家に戻った。
しかしそれと同時に、次の日がワシントンが最後なのでちょっと複雑な気持ちだった。NYもいいけれど、NYと違って広々としており、街並も観ていて楽しかったし、建物に歴史と芸術を感じ、この場所にすっかり魅力を感じた。
まあ友達も居た事で久々に人と話をしたという安堵感もあったかもしれないが・・。
次はもっと居たくなった。
続く・・・。


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The Carbon: Liberty From Here
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プロフィール
HN:
Kai
性別:
男性
職業:
クリエイティヴ
趣味:
音楽、絵画、読書、妄想、野鳥観察、自営喫茶めぐり
自己紹介:

本名:かい
2月19日生まれのうお座
血液型はA型

オルタナインディーバンド、THE CARBONのG&Vo担当(ちなみにフロントマンは、今のところ木魚)

現在の主な担当は、歌、ギター、作詞作曲、ジャケットアートワーク、ミックス、ギターノイズ、HP、そして木魚担当
木魚を叩きたい人、誰か一緒に出演してください。

影響:at the drive-in,Sparta,mansun,fugazi,the vines,my bloody valeentine,sonic youth,placebo等

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