忍者ブログ
バンドではTHE CARBON,G&Vo、全ての作曲作詞担当、絵画は抽象画を中心に創作、大人になりきれない子供が箱の中から人間や社会や世界を覗き、真の自由を得るための経路。
[181]  [182]  [183]  [184]  [185]  [186]  [187]  [188]  [189]  [190]  [191
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


遅くなってしまいました。アルバムレビューです。
BRMC:BABY81
総合的に最高ですね。まさに快作!!聴いてて気持ち良い。全体的により重みが出て渋くなってました。
音についてはBJTMが影響下となっているのにも関わらず、
、完全に消化されててBRMCサウンドを不動のものにし定着させたアルバム、(この音は彼らにしか出せないと思う。)今回も彼らは期待を裏切りませんでした。でも中ジャケの写真は反則!あんたらかっこよすぎだから!!(なんかNickイメチェンした?)
1.Took Out A Loan
チューニング下げまくってます。全体的に重低音と厚みを重視させたナンバーでしょうか、2回目の間奏のドラムの開放感と特にサビを終えた後のベースソロ、アレだけでももう充分!だというのに・・・。渋すぎです。
2.Berlin
個人的にノリの良さがとても好きです。これも一曲目と一緒でPeterが歌ってると思いますが、"Ah,Somebody Ah,..."の”Uh....”とか”Ah....”とかの歌い方がブルーシーでたまりません。Peterはどちらかというとブルースやシャウトな歌にぴったりはまります。Robertはキーが高いのでソウル系な歌でしっとりと歌い上げるとぐっと来ます。その2人が歌い上げた傑作が
3.Weapon Of Choiceになってます。
出だしのアコギからガラっとロックにもってくるのはさすがだなと思います。サンフランシスコの匂いが漂います。やっぱりタンバリンを使用してるのがツボですね。
メロディーの構成がしっかりしてて充分に練り上げられたシングルナンバー。
始めはなんとなく良い意味で脱力的なのにサビでがらっと雰囲気を変え、ああいう風に盛り上げるのが凄いとしかいいようがない。
4.Windows
ちょっと悲しげな曲。Rob担当(彼の声にぴったりです)
この曲で演奏されているピアノがたまらなくこの哀愁感を漂わせています。この歌は、泣けます。
5.Cold Wind
ストレートなロック、グラム系な匂いがします。特に
6.Not What You Wanted
は80年代から90年代初頭にかけてのグラム系ロックにスパイスをかけている、という感じでしょうか。でも全然古臭い感じがしないですね。
7.666Conducer
曲も良いけど特に曲名が好きです。666CONDUCER,666CONDUCER......
良い響きだ。全体的にダルダルな感じ。BECK、ディラン辺りな感じを漂わせる。
ギターのだるい音が落ち着く。
8.All You Do Is Talk
ドラムのストレートな8ビートから成り立つ音が1stの"LOVE BURNS"に雰囲気が似ています。こっちのほうはより壮大に表現されてますね。
9.Lien On Your Dreams
なんか、不思議な曲です。
これもストレートなんですが、ギターの音にディレイのような音が加わってて広がっていく感じで、ビートがちょっとダンス系のようなビートになってます。この曲はモノに例えると電車ではなく、汽車みたいな感じがします。ゆっくり、ゆっくりでも確実に目的地にたどり着いていく過程のようです。
中間に入るオルガン音で汽車が停車しているのをなんだか感じます。
10.Need Some Air
文句なしの傑作。一言で言えば、「かっこいい」これしかない!!
特にギターのヤバめなコード進行(はずしているようではずしてない)がたまらん、Peter先生、もー勘弁してくださいよ!!という感じです。
一番最後のコーラスの音程がこの曲のツボを押さえている。
11.Killing The Light
俺が一番好きなバラードの曲です。
今回のアルバムに一番ピッタリなソウルナンバー。サビがなんだか亡霊が泣いているみたいなんだけど次の間奏が凄い。まさにBRMCらしさをだしてる。黒くて、ダーク、ちょっと変な音。兎に角ギターリフの中途半端で変な音が最高。
12.American X
アメリカの現状を訴えたかったであろう曲。
出だしのベース、ギター音が耳についてしょうがない。
なんかイっちゃってそうでちょっとやばいんでないか!?と思うRobの歌声がしっくりくる。シャウトも普通のではなく、危機感ある雰囲気を出してて生々しい歌声。
9分以上もあって長い曲なんだけど全然長いって感じがなく退屈しない。
13.Am I Only
最後になりました。
最後はしっとりと、スローなバラード曲。
このアルバムを締めくくるのにピッタリでは。映画で言うとキャスト紹介の終わりに流れるであろう曲。このアルバムはなんだか一つの物語みたいだった。

*BONUS TRACK*
14.The Show's About To Begin
ボーナストラック曲。この曲だけコピーコントロールがかかってるのでしょうか、何回やってもMDにダビング出来ないです。ボートラにしてはクオリティが高いと思います。スリリングな曲です。なんだかNIRVANAみたいなグランジテイストになっています。

いかがだったでしょうか、気になったら皆さんも購入してみてください(おそらく日本の売り上げが少なすぎるために来日出来ない状況です・・。)
雑誌のレビューも後ろにちょっとしか紹介されてないから(近頃ほんとうにこういう雑誌は信用できん)こんな良いアルバムが何で?!って思い、自分で書きました。
やはりアルバムは全部聴くに限る。どれか一曲聴くだけ、ではなく、入っている曲を全部聴くことに意味がある。どんなものを作りたかったかが明確に感じ取れるからだ。
こんな素晴らしいアルバムをありがとうBRMC!!いつか観にいきます。

拍手[0回]

PR

JoeLallyさんの父上が危篤状態になり、アメリカへ緊急帰国したため、今回の日本公演が急遽キャンセルになりました。
理由が深刻な問題なので本当に仕方が無いことなのですが、来週の下北公演とても楽しみにしてただけに本当に歯がゆいです。
JoeLallyさんの父上殿のご病気が一刻も回復へ向かうことを祈ります。
今度は必ず実現して欲しい・・・・。

拍手[0回]

calendar
NEW EP"LIBERTY FROM HERE"CD babyにて購入可能
The Carbon: Liberty From Here
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
Links
相互リンク募集。音楽、アート、お店等色々OKです。ブログにURLを記入していただければ登録します。
My Favorite websites
最新コメント
[03/19 Kai]
[03/18 ねえさん(ロックナッツ)]
[12/07 Kai]
プロフィール
HN:
Kai
性別:
男性
職業:
クリエイティヴ
趣味:
音楽、絵画、読書、妄想、野鳥観察、自営喫茶めぐり
自己紹介:

本名:かい
2月19日生まれのうお座
血液型はA型

オルタナインディーバンド、THE CARBONのG&Vo担当(ちなみにフロントマンは、今のところ木魚)

現在の主な担当は、歌、ギター、作詞作曲、ジャケットアートワーク、ミックス、ギターノイズ、HP、そして木魚担当
木魚を叩きたい人、誰か一緒に出演してください。

影響:at the drive-in,Sparta,mansun,fugazi,the vines,my bloody valeentine,sonic youth,placebo等

バーコード
ブログ内検索
カウンター
Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]