マイノリティ

今年は、最も人との関わりが少ない一年でした。
毎年言ってるような言葉だけれども、10年位遡っても今年がダントツで一番。望んでいるわけでもないし、拒んでいるわけでもない。
この状態は思春期だった頃に近い。思春期は最も孤独だったけど。。。
でも、決してこれは悪いことでもないと思っている。寧ろ自分自身と向き合い、本来あるべき姿の状態に戻した浄化期間だったように思える。
正直、それまでの自分はとても無理をしていたと思う。
それを続けていくとどうなるか、自分らしさとかけ離れてますます自分のことに関して訳がわからなくなってくる。

(本当に会いたい人とだけ会えたような気がする。
滅多に会わないので逆に貴重で新鮮だったし、様々な状況、変化も見れて彼ら、彼女らからは逆に力をもらったような気がする。)

よく、人生を豊かになるためにとか、成功論とかで人脈を増やすのが必須だとかよくいわれるけれど、俺は間違っていると思う。
ビジネスという話ならいいかもしれない。
そういうのではなく、もっと根本的なナチュラリズムにおける思想の問題。人脈を増やすのはメリットも多いけどデメリットさえある。まず時間と金、それに不特定多数の人間と接する訳だから気も使うしある程度合わせないといけない。他人の考えは豊富に吸収出来るけど気がつくと何が正しくて何が間違ってるとか、常識や社会性に囚われてしまい、自分らしさを見失う危険性もあるのではないか。。。

一度に会う数が多ければ多いほど効果は増大する。社会性に富んだ場であれば個人主義などは全く通用しなくなるし鼻つまみものだ。

やみくもに数を増やせばいいってものではないような気がする。
そんなものはすぐ壊れるし、嘘だ。

思春期に近い状況に戻った訳だけど、圧倒的に違うのは時間ですね。当時は無限なくらいだったから。。。
でも思春期と圧倒的に違うのも、経験。

やりたいことは良いこともいけないことでもとりあえず色んな事をやってみて、何となく世の中がわかってきて、生死や愛や哀しみ、メンタルヘルスにおいても。。。ある意味他人よりも深い経験をしてきたかもしれません。

なので今はこれ以上本能的に必要ないと思ってるかもしれない。我にかえり、それをうまくシフトさせればいい時期なのかもしれない。

俺はもっと深く掘り下げる必要がある。