利便性

時代の流行はある。でもそれは意図として作られたもので、仕掛人は存在する。

なぜ、今‘’それ‘’が流行っているのか考えたことがあるだろうか？

少なくとも今の音楽の流行の波には乗りたくはない。
色んな事がこの10年で異常なくらい変化した。
変化に対応出来ぬくらい…これは本当に恐ろしい事である。
みな、何もかも当たり前に使っているものでさえ、10年前には存在しえなかったものですらあるし、(僕らが知らなかっただけで存在していたかもしれないけど)
それは、何の為の存在なんだろう？

大半が人間の利便性で使われているものばかりなのだろう。
人間は一度その利便性の特性を知るとなかなか手離せない。
それを上手く利用していると思う。

本もipad、映画も音楽もyoutubeやらダウンロード、買い物もオンライン、電子マネー、手紙は勿論メール、友達作りもsnsで。
何でも出来るね、引きこもりには最強ではあるし、自分も使うとこは使ってるけれども、
便利過ぎて恐い。

公衆電話がまだ並んでて駅の連絡掲示板があった時代の方がずっと人自体も魅力があった気がするのは自分だけだろうか。
これはニューヨークも同じで、昔の方がずっと治安が悪く、殺される危険性も高い場所だったけれど、それでも魅力的だったんだよね、
今のニューヨークは昔ほどハラハラするものがないような気がする。
3年位前にもいったけれど、ただ、あらゆるものがでかいってだけで、あまり印象的なものは残らなかったなあ。。。
安全になったのはいいことだけれど、今は規制が多いし金持ちしか住めなくなったようだし。

ふと最近思うんですよ。
宇宙人の存在てよくイメージで描かれたりするけど、頭がでかくて、手足が細くて目がやたらデカイの。
あれって未来の人間の姿でもあるんじゃないかって？

blogのタイトル変えました

タイトルは安部公房の『箱男』から拝借しました。
『他人の顔』、『砂の女』、youtube にもあるので是非観てください。両者共に勅使河原宏監督で日本映画もかつては芸術作品も存在していたことを証明させてくれる最高に素晴らしい映画です。
他人の顔





砂の女
特に他人の顔が好きです。

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見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある。見られる痛みに耐えようとして、人は歯をむくのだ。
しかし誰もが見るだけの人間になわけにはいかない。
見られた者が見返せば、こんどは見ていた者が、見られる側にまわってしまうのだ。
ーーーーーー箱男より抜粋。



見られた者が見返せば。。。